山田支部では去る10月7日、山田町内の荒川小学校にて
3年生から6年生の生徒を対象に「理容体験学習」を行ってまいりました。
阿部青年部長の軽快(?)な司会&トークからはじまり、湊支部長の講話へ。

事前に校長先生から
「被災地・山田とはいえ内陸部の学校であるため、
津波被害を実感できてない子供もいるので
それを織り交ぜた講話をお願いしたいのですが・・・」と要望があったので
湊支部長の理容師としての被災体験から、将来に理容師&社会人になることの意義など
我々としてもなかなか興味深いお話をされていました。
その後、生徒をモデルにして支部員による男子&女子のカット実演、
ウイッグを使ってのカット体験やマッサージ体験と、
短時間ながらも、子供たちにとってはけっこう深い内容だったと思われました。
時間が進むにつれ、子供たちから自然な声が挙がるようになり
緊張していた顔に笑顔があふれていきましたから
理容という職業がどういうものか、
特に職業としての「面白さ」の一端をわかってもらえたようです。
なお、使用したウイッグは荒川小学校に寄贈したのですが
髪が伸びたり、夜中に教室を飛び回ったりしないか心配です Σ(゜д゜lll)
9月30日(月)北上支部では、今年も女性部からたくさんの
支援をいただく形で、支部日帰り旅行へ行って来ました。
【「あまちゃん」の舞台・久慈へ】と題して28名の参加でした。
朝7時、早朝の出発にもかかわらず、女性部の方々には
たくさんのおつまみや飲み物を用意して頂きました。
お煮付け・お漬物・サラダなど、愛情たっぷりでとても
美味しかったです。有難うございます。
久慈へ向かう途中で最初に訪れたのは「葛巻ワイン工場」です。
工場の方に、ワインが出来るまでの工程などのお話を伺いました。
耳を澄ますと「早く飲みたいね~

」と、あちらこちらから聞こえてきます。
そうです!皆さん「試飲」を楽しみにしてたのです(笑)
かなりの種類の試飲が用意されていて、どれも美味しくて軽くスキップして
しまうほど(^^)/ 私もついつい飲み過ぎてしまいました(^^;)
お土産に買われてる方もたくさんいました。
昼食は道の駅「のだ」の食堂で頂きました。うに・ホタテ入り【磯重】を頂きました。
「新鮮で美味しかった」と大好評でした。外へ出てみると、皆さん「のだ塩ソフト」を
食べていました。別腹って・・・こういう時に使うんですね(^^)
そしていよいよ久慈の小袖海岸へ!バスから降りた時の「潮の香り」がとても新鮮に
感じました。ドラマで観た風景がそのまま目に飛び込んできて、すごく感動しました。
「この堤防の上、アキちゃん走ってたね」などシーンが思い出されて楽しかったです。
いま話題の「まめぶ汁」も頂きました。クルミと黒砂糖が入ったお団子の感触が面白く
お出汁も美味しかったです。

その後、さらに北上して八戸市の「八食センター」まで向かいました。
どでかい市場に威勢のいい声が響きわたり、とても賑やかな雰囲気でした。
どこを見ても新鮮で美味しそうな物ばかりで、目移りしてしまいました。
皆さん手に持ちきれない程にお土産を買っていました。
旅も終盤になり、帰りのバスでは恒例の「カラオケ大会」で盛り上がりました

最後は「星影のワルツ」の大合唱

(ハンカチを振りながら♫)で幕を閉じました。

とても有意義で楽しい一日となりました。
それと共に沿岸の復興を強く願います・・・。
北上支部広報部 佐藤 貴征
定休日といっても我々は遊びほうけていられません。
山田支部は去る9月30日月曜日、
山田町の生活衛生同業者組合と県生活衛生営業指導センター主催で行われた
ゲートキーパー及び、衛生、防災講習に参加しました。

自殺対策を目的とする「命の門番」がゲートキーパーです。
医師や介護師、民生委員の皆様と同様、
理容業も不特定多数の皆様のお相手をする仕事であるため
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守るという
ゲートキーパーの役割の一端を担うことが期待されており、
宮古保健所の担当講師を迎えての講習でした。
また、同時に理容業とは切っても切れない「公衆衛生」のための講習も行われ
こちらもゲートキーパー講習と同様に宮古保健所の講師より
既存の血液媒介性ウイルスに対する消毒手順は言うに及ばず、
ノロウイルスや肝炎ウイルス等の感染症への対策も再学習いたしました。
カット等の技術の学習も重要ですが
技術以外の学習というのも、我々理容師にとって重要度に違いはありません。
山田支部 鈴木正次